セルライト除去の方法は？自力でできる改善法とおすすめクリニック

セルライトの種類

セルライトには実は4種類ほどあり、除去するためにはそれを知っておく必要があります。

種類	できやすい場所	原因
脂肪型	下腹部・お尻・太ももなど	肥満
筋肉質型	太もも・ふくらはぎなど	筋肉の減少
繊維化型	下腹部・お尻・太ももなど	セルライトの放置
むくみ型	脚など	冷え・むくみ

脂肪型セルライト

脂肪型セルライトは一般的にセルライトと言ってイメージするような、単純に肥満が原因でできるセルライトです。

年齢に関わらずどの部位にもできやすいので、注意が必要です。自分で筋トレなどで目立たなくさせることは可能でしょう。

筋肉質型セルライト

筋肉質型セルライトは珍しいタイプのもので、もともと運動習慣があり筋肉量が多かった人が、運動をやめて筋肉が落ちてできるセルライトです。

こちらは除去するのが難しいセルライトで、運動をしている人は急激に運動量を減らさないように気をつけましょう。

繊維化型セルライト

繊維化型セルライトは、脂肪の周りにコラーゲン繊維が絡まってできるセルライトです。長期間セルライトを放置することで発生します。

こちらも自分で除去することが難しいため、セルライトを見つけたらできるだけ早く生活習慣を見直して、目立たなくさせられるようにしましょう。

むくみ型セルライト

むくみ型セルライトは、冷えやむくみによって老廃物が溜まってできるタイプのセルライトです。

一般的に老廃物は静脈を通って心臓に戻るため、心臓から遠く血流が悪い脚などの部位にはこのセルライトができやすいです。

出典：THE CLINIC（セルライト除去したい人必見! 脂肪専門医が原因と効果的な方法を解説）

セルライトの自力除去を行う前に知っておくこと

一度できてしまうとなくすことが難しいセルライトですが、以上でお伝えしたように様々な方法で改善を目指すことが可能です。

しかしながら、自分で対策を行う場合いくつか注意しておきたいポイントもあります。

ここでは、自力でセルライトの改善を目指す前に知っておきたい注意点を、それぞれくわしく解説していきます。

完全な除去はできない

自力でセルライトの予防はできても、一旦ついたセルライトを完全に除去することはできません。あくまでセルライトを増やさないための予防・改善であることを認識しておきましょう。

Check Point

自力でのケアは脂肪細胞の肥大化防止や代謝改善には一定の効果を見込めますが、既に存在している脂肪細胞を減らすことはできません。

ただしセルライトの完全除去ができないからといって、何も対策を施さないとセルライトがどんどん進行していきます。

自力での対策でもセルライトを目立たせないレベルにまでは改善できるので、先に紹介した予防・改善策は全く意味がないわけではありません。

出典：THE CLINIC（セルライト除去したい人必見! 脂肪専門医が原因と効果的な方法を解説）

セルライトを潰すのはNG

セルライト自力除去の手段の1つとして、ローラーなどでセルライトを潰すことを紹介していることがあります。実際にセルライトを潰すと、セルライトがなくなったように感じるでしょう。

ところが、セルライトを潰しても一時的に脂肪細胞の位置が整うだけで、脂肪細胞自体の除去効果はありません。それどころか、力を入れすぎて内出血がおこるリスクもあります。

潰したセルライトは時間が経つと再発するので、根本的な解決にはなりません。

ローラー等を使用する際は、セルライトを潰そうと力をいれて使用するのではなく、あくまでマッサージ程度にとどめておきましょう。

即効性はない

自力でできるセルライト対策は、あくまで改善・予防にとどまります。そのため、短期間で自力でのセルライトケアはできないことを把握しておきましょう。

例えば、夏に海やプールなどで肌を露出する予定があるのなら、早目に計画を立てないと間に合わない可能性があります。

出典：セルライトを除去する方法は？原因と対策を解説 – 共立美容外科【公式コラム】｜美容整形、美容医療専門クリニック (kyoritsu-biyo.com)
出典：セルライトは消せないの？原因と種類を知ってお肌の凸凹を撃退しましょう | 美容ヒフコ (biyouhifuko.com)
出典：綺麗な脚はどうやって作る？理想の形から離れてしまう原因と対処法を詳しく解説｜共立美容外科 (kyoritsu-biyo.com)

セルライトは自力で除去できる？改善・予防に効果的な5つの方法

ここからは、セルライト改善・予防に効果が期待できる5つの方法を紹介していきます。

運動
ストレッチ
食生活の改善
マッサージ
自宅で使える器具（グッズ）の活用

運動

セルライトの原因の1つである肥満の解消に有効なのが運動です。脂肪を燃やし、筋肉をつけることで改善を促すことができるでしょう。

具体的には、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるのがおすすめです。

無酸素運動：筋トレ、短距離走など
有酸素運動：ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など

無酸素運動は短時間でスピードや力を必要とするので、筋肉増量に適しています。筋肉量が増えれば基礎代謝アップにも繋がるので、セルライトができにくい体を目指すことができるでしょう。

有酸素運動は、酸素を取り込み脂肪を燃やす効果が見込めます。有酸素運動による脂肪燃焼効果は20分以上持続させると高まるといわれるので、20分を目安に行うとよいでしょう。

長期間継続できるよう、まずは無理のないペースで運動を始めてみましょう。

出典：セルライトを除去する方法は？原因と対策を解説 – 共立美容外科【公式コラム】｜美容整形、美容医療専門クリニック (kyoritsu-biyo.com)

ストレッチ

ストレッチは、筋肉を伸ばし血行をよくすることで、老廃物を排出し、セルライトの原因となるむくみ改善につながります。

ストレッチは、運動と違って自宅で完結するので、外に出る必要がなく、自分で日々の生活の中に取り入れやすいので、おすすめです。

例えば、夏に海やプールなどで肌を露出する予定があるのなら、早目に計画を立てないと間に合わない可能性があります。

食生活の改善

食生活の改善も、セルライトの原因となる肥満やむくみの予防に効果的です。

具体的には、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなどの各栄養素をバランス良く摂取することを意識しましょう。

むくみの原因にもなるので、塩分を取りすぎないことにも注意する必要があります。

1日に必要とされる栄養はしっかりと摂取していないと、栄養失調になるリスクも出てきます。

また、体重減少に効果的とされる糖質制限は筋肉量が減少します。代謝が悪くなるというデメリットもあることは理解しておきましょう。

例えば、夏に海やプールなどで肌を露出する予定があるのなら、早目に計画を立てないと間に合わない可能性があります。

マッサージ

既にセルライトができてしまっている場合は、マッサージを行って改善を目指しましょう。マッサージはリンパの流れや血行を促進するので、老廃物を排出しセルライトを改善にも期待が持てます。

マッサージの手順は部位ごとで異なるので、自分に合うマッサージ方法を探してみましょう。

最近では筋膜ローラーなど、セルライトを除去するためのグッズも数多くあるため利用するのも1つの方法です。

出典：ヴェリテクリニック（太もものセルライトは潰しても痩せない？自己流マッサージやエステと美容外科の脂肪吸引との違い）
出典：セルライトは消せないの？原因と種類を知ってお肌の凸凹を撃退しましょう | 美容ヒフコ (biyouhifuko.com)

出典：セルライトについて | メディカルノート (medicalnote.jp)
出典：美容ヒフコ（セルライトは消せないの？原因と種類を知ってお肌の凸凹を撃退しましょう）

自宅で使える器具（グッズ）の活用

セルライトを除去できるグッズを活用するのも1つの手段です。自宅で使える主なグッズには、以下が挙げられます。

セルライトローラー
セルライトクリーム
家庭用キャビテーションマシン

ローラーやクリームは、マッサージの補助となるアイテムです。手の代わりにローラーを活用したり、クリームを塗ってマッサージしたりすることで、自分で効率良くマッサージをすることができるでしょう。

クリームやローラーは多くの種類が販売されており、効能も様々です。気になるものは積極的に試してみましょう。

家庭用キャビテーションマシンは、超音波を利用したボディケアを自宅で行うことができるマシンです。

痩身エステで扱うマシンと比較するとパワーはやや弱めですが、エステに通うことなく自分で対策したい場合は適していると言えるでしょう。

【除去したい方向け】セルライトができる原因

肥満

肥満によって脂肪細胞が増えることで、血管やリンパ管が圧迫されて老廃物や水分が排出されにくくなってしまいます。

前述したように、セルライトは脂肪細胞や老廃物が溜まり固くなったものです。肥満により脂肪細胞や老廃物が増えることでセルライトができる原因となります。

肥満が原因で起こるセルライトは「脂肪型セルライト」と呼ばれ、セルライトの中でも約半数を占めています。

出典：セルライトを除去する方法は？原因と対策を解説 – 共立美容外科【公式コラム】｜美容整形、美容医療専門クリニック (kyoritsu-biyo.com)

加齢

加齢が進むと基礎代謝量が低下して筋肉も衰えていきます。脂肪が燃焼されにくくなるため、若い時と同じ食事量・運動量だとしてもセルライトができる可能性は上がるでしょう。

さらに、老化により肌のハリがなくなり皮膚がたるんでくると、セルライトが目立ちやすくなってしまいます。

年齢を重ねると、セルライトができやすくなるだけでなくより目立ちやすくなってしまうのです。

生活習慣の乱れ

寝不足や仕事のしすぎなど不規則な生活を送っている場合も、セルライトができる原因となります。生活習慣が乱れるとストレスが溜まり、自律神経の乱れへと繋がっていきます。

自律神経の乱れは血流をコントロールできず血行不良を引き落とすことも。血行不良により脂肪や老廃物が滞留すれば、セルライトができやすくなるでしょう。

ストレスによってホルモンバランスが乱れる場合もあるため注意が必要です。

出典：セルライトを除去する方法は？原因と対策を解説 – 共立美容外科【公式コラム】｜美容整形、美容医療専門クリニック (kyoritsu-biyo.com)

冷えやむくみ

冷え性やむくみやすい人もセルライトができやすいといえます。冷えやむくみの原因となる血行不良が起きると、脂肪や老廃物が溜まりやすくなるのです。

これによりセルライトが増えたり、悪化したりすることにつながります。また塩分を取りすぎてしまうと、塩分濃度を保つために体が水分を溜め込み、むくんでしまうことがあります。

冷えやむくみによるセルライトは「むくみ型セルライト」と呼ばれ、脂肪型よりも目立ちやすいと言われています。

出典：ハルメク365（なかなか落ちないセルライトができる原因と対処法）

セルライトを効率よく除去する方法

自力で除去することは難しいのは分かったけど、どうしてもセルライトを除去したい…そんな方には医療ダイエットがおすすめです。

医療ダイエットと聞くと、メスを入れる、脂肪吸引をする、といったイメージがあるかもしれません。しかし、最近では内服薬や注射、食事療法など安全にそして効率的に体を変えられる方法が増えてきています。

医療ダイエットのメリット

医療ダイエットには一人で取り組むダイエットでは得られない様々なメリットがあります。

効率的にセルライトを除去できる
頑張らずに、短期間で体を変えられる
脂肪細胞自体にアプローチするからリバウンドしにくい
安価から始められるクリニックもある

セルライトを自力で改善するには運動や食事改善など地道な努力が必要になるうえ、すぐには効果が現れません。しかし、医療ダイエットなら短期間で楽にセルライトを改善することができます。

さらに、脂肪細胞に作用するため通常のダイエットと異なり、リバウンドしにくいというメリットもあります。