アイラインアートメイクとは?値段、メリット・デメリット、経過、失敗例も紹介

目元をパッチリ見せるアイラインアートメイク。アイラインがうまく引けないとお悩みの方におすすめです。スッピンでも違和感のないデザインなど理想の目元を追求できます。

しかし実際に、独立行政法人 国民生活センターによればアートメイクによる危害が発生していることも事実です。特にアイラインは目元を施術するので、少し怖く感じる方もいるでしょう。

そこで本記事では、アイラインアートメイクにおける基礎知識を徹底解説!施術方法やデザインや値段、失敗例、おすすめなクリニックの選び方など詳しく解説していきます。

アイラインアートメイクの施術可能部位
アイラインアートメイクに限らず、稀にアートメイクをしたことによって肌トラブルが起きたなどといった事例もあります。施術をする前には正確な知識をつけてから施術を受けましょう。
🌟この記事のまとめ
  • アイラインアートメイクとは、針でまつ毛の生え際に色素を注入する施術!
  • 効果は約1〜3年の間持続!汗や水でもにじまず、メイク時間も短縮できる!
  • アートメイクは一度施術するとなかなか消えない
    →確かな実績があるクリニックを選ぶのがポイント!
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アイラインのアートメイクとは?

アイラインのアートメイクとは まつ毛の生え際などの表皮に専用の針で色素を注入
アイラインのアートメイクとは?▼

まつ毛の生え際やまぶたに専用の針やマシンで傷をつけ、色素を注入する施術のこと。

アイラインアートメイクは取れないアイラインを描く医療行為で、一度施術してしまえば、1〜3年の間しっかりした目元を常に維持できます

  • 目元のメイクが落ちやすい
  • 目尻のたるみなどでアイラインが引きにくくなった
  • 不器用でアイラインが上手に描けない

などのお悩みをもつ方におすすめな美容施術です。

アートメイクとタトゥーの違いは?

タトゥーと混同されがちなアートメイクですが、アートメイクは傷口に色素を注入する施術。皮膚の表皮層(深さ0.04〜0.2mm程度)というごく浅いところに色素を入れます

アートメイクとタトゥーの違い 皮膚の表皮層に色素を注入するアートメイクと真皮に着色するタトゥー

一方タトゥーの場合、より深い真皮層(深さ2mm程度)へ着色する施術となるため、半永久的に色が残ります。

後ほど詳しく解説しますが、アートメイクなら肌のターンオーバーによって徐々に色が抜けていくので、施術してから数年後にまたデザインを変更することが可能です。

アイラインアートメイクの施術ができる部位は?

施術ができる部位 まぶたのキワ まつ毛の生え際から外側のアウトライン 内側へのインライン 目尻の跳ね上げ テール

アイラインアートメイクの施術ができる部位は、クリニックやサロンによって異なります。一般的な施術可能部位は、以下の通りです。

  • 瞼(まぶた)のキワ
  • まつ毛の生え際から外側のアウトライン
  • 内側へのインライン(まつ毛とまつ毛の間まで)
  • 目尻の跳ね上げ(テール)

自分が利用しようと思っているクリニックでどのような箇所が施術できるのか、事前に確認しておくことが大切です。

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アートメイクをすると、メイクをしなくても常にアイラインが引かれているような目元になります。

長らく続くマスク生活で、目元の印象はいつも以上に気になる部分になりましたよね。常に印象的な目元を維持できるのは、アートメイクの大きなメリットです。

顔の印象が良くなるのはもちろん、毎日アイラインを引く手間が省ける、アイメイクの失敗がなくなるというメリットがあります。

アイラインアートメイクは一重や垂れ目でも可能!

目元にお悩みがある方も可能 一重 垂れ目

一重や垂れ目の方の場合、目元が気になってしまい「アイメイクに力を入れ過ぎて失敗してしまった」という人も少なくないのではないでしょうか。メイクをする際にもアイラインを引きづらかったり、にじみやすかったり…。

目元にお悩みがある方にこそ、アイラインアートメイクはおすすめです。もちろん、一重や垂れ目がお悩みの方も施術できますよ。

アイラインアートメイク持ちは約1年〜3年

個人差はありますが、アイラインのアートメイクは1年〜3年程度もちます。

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次第にアートメイクが薄くなる理由は、数年かけて肌のターンオーバーとともにアートメイクで注入した色素が体外に排出されるから。

アートメイクが落ちてきて、まだ継続したいと感じたらリタッチ施術を受けてみましょう。初回よりも料金が安いことが多く、おすすめです。

ただし、色素が自然に抜ける前に除去したい場合には、レーザーや除去液などで消さなければなりません。その際、手間や時間がかかるだけでなく、傷跡が残るおそれもあるので注意をしましょう。

おすすめなアイラインアートメイクのクリニックの選び方

一度施術を受けると、1〜3年間維持できるアートメイク。裏を返せば年単位で残り続けるということですので、失敗は避けたいですよね。

ここからは、施術を失敗しないためのクリニックの選び方を解説します。

医療機関(クリニック)を選ぶ

アートメイクは医療行為であり、施術は医師および医師の指導を受けたスタッフのみが行えるものです。麻酔も同様に医療行為なので、扱えるのは医師が常駐しているクリニックだけです。

しかし実際のところは、医師がいないサロンなどで行われているケースも多いようです。

Caution
2006年〜2011年の5年間で国民生活センターに寄せられたアートメイクに関する相談は121件に及び、その95%はサロンなどの医師免許を持っていない施術者によるものでした。

自分の身を守るためにも、麻酔をきちんと打ち、肌トラブルなどにも対応できる医師がいるクリニックを選ぶことが得策です。

過去のアートメイクの実績を見て選ぶ

店舗によっては、クリニックやアーティストの過去のアートメイクの実績・実例を公開しているところもあります。

Recommend
気になった各クリニックの公式サイトや、施術者本人のSNSなどをチェックし、事前に実績を確認しておきましょう。

過去の実績がわかれば、どのような施術が得意なのかを知ることができるため、自分の理想通りのアートメイクを施してくれるアーティスト選びに役立ちます。

カウンセリングで選ぶ

アイラインに限らず、アートメイクではカウンセリングが1番重要な段階とも言えます。

カウンセリング自体は無料で行っている場所も多いので、気になったら気軽にカウンセリングで相談してみましょう。

Recommend
アーティストとデザインについてのイメージをすり合わせて、自分に似合うように仕上がるのか細かく話すと失敗しにくくなります。

カウンセリングが丁寧で、真摯に向き合ってくれるクリニックは信頼できる可能性も高いため、そこで見極めるのがおすすめです。

アイラインアートメイクのおすすめクリニック6選!

アイラインアートメイクのメリット

アイラインアートメイクのメリット メイク時間を大幅に短縮できる 目を大きく見せられれる 汗や水でもアイラインがにじまない すっぴんでも常に印象的な目元に

メイク時間を大幅に短縮できる

アイラインは目元の印象を決定づけるものですので、忙しいときにも欠かせない重要なメイクのひとつです。そのうえ、目元のメイクは自分で施すのも難しく、線がよれて失敗しがちですよね。

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アイラインアートメイクをすれば、毎日アイラインメイクの手間を短縮できます。”

また、加齢による目のたるみなどでアイラインが引きづらくなった人などにも、アートメイクはおすすめです。いつまでも若々しく印象づけることができますし、施術を受けた本人にも、自信を与えます。

目を大きく見せられる

アイラインをうまく引くことができれば、目そのものを大きく見せることができます。

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目の大きさや形にコンプレックスがある人は、アイラインのアートメイクをすることで、自分の理想の目元を演出できます。

コロナ禍や冬場などマスク着用が必要な場合であっても、常に生き生きとした目元を印象づけられるのは大きなメリットといえます。

汗や水でもアイラインメイクがにじまない

普通にアイラインのメイクをした場合、時間が経つとにじんだり崩れたりすることも多く、化粧直しの回数も増えてしまいます。

しかし、アートメイクであれば時間経過でのメイク崩れを気にせず、理想のデザインを常にキープすることができます。

メイク直し用のアイライナーを常備する必要もなくなりますね。

すっぴんでも常に印象的な目元に

アートメイク全般にいえることですが、すっぴんでも常にアイラインを引いているような状態が保てるので、急な用事などでメイクが必要になっても焦らずに済みます。

また、スポーツをするときやプールのときなど、普通はメイクが落ちてしまうようなシーンでも、すっぴんではない安心感が得られるのはアートメイクならではの利点です。

アイラインアートメイクのデメリット

アイラインアートメイクのデメリット 施術時に痛みを感じることがある 施術後にまぶた周辺が腫れやすい 施術後のデザイン変更・修正が難しい

アイラインアートメイク施術時に痛みを感じることがある

アイラインアートメイクは、眉に比べ施術箇所の皮膚が薄いため、施術の際には痛みを感じやすい傾向にあります。

とはいえ、基本的に施術の際には麻酔をするため、痛みはあまりないでしょう。痛みが心配なときには必ず医師に相談をし、事前に不安を解消しておくことが大切です。

アイラインアートメイク施術後にまぶた周辺が腫れやすい

個人差はありますが、眉などよりも皮膚が薄い部位に施術をするため、アイラインアートメイク後は2日〜1週間程度、泣いた後のようにまぶた周辺が赤く腫れることがあります。場合によっては、目にかゆみが出ることも。

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もし腫れてしまったときには、その箇所に氷のうを当てる、点眼薬を使うなどして対処しましょう。その際、施術箇所をむやみに触るのはNGです。

それでも改善しない場合は、早めに医師に相談し、どのように対処するべきかの指示を仰ぐとよいでしょう。

アートメイク施術後にデザインの変更や修正が難しい

アートメイクは表皮への施術とはいえ、色素が定着しています。色が薄くなるまでには、1〜3年程度の時間がかかります。

したがって、施術後の大幅なデザイン変更や修正が難しい点はデメリットでしょう。特に色を濃く入れてしまった後に、色を薄く修正するのは難しいです。

アイラインアートメイクの失敗を避けるためにも、1回目の施術はまずは少し薄めに行い、定着の度合いや顔とのバランスを見たうえで、2回目以降の施術で調整してもらうのがおすすめです。

アイラインアートメイク施術後の経過は?

施術を受けた後は、どのように過ごすとよいのでしょうか。注意点も含めて、解説していきます。

アイラインアートメイク施術後は1週間程度のダウンタイムがある

「ダウンタイム」とは?▼

施術を受けたことにより生じる赤み・腫れ・内出血・出血・傷・かさぶた・色素沈着などが回復するまでの時間のこと。

アイラインアートメイクのダウンタイムは、1週間程度です。個人差はありますが、施術後翌朝に一番腫れが出やすく、数日から1週間程度で腫れは引いていきます。

Caution
ダウンタイム中に症状が出てしまったときには、必要に応じて清潔な濡れタオルや、ラップや布を巻いた保冷剤で冷やすことが必要です。

また、腫れが眼球に摩擦を与え、多少かゆみが出ることもあります。その際にはドライアイ用の目薬を使うようにしましょう。

アートメイク後にワセリンを塗るのは色落ちの原因になる可能性も

施術後は乾燥予防のため、ワセリンが処方されることもあります。

ただし、脂質性など肌質によっては色落ちの原因になるため、人によってアフターケアの方法は異なります。

施術後に医師からアフターケアについて教えてもらえるので、不安なことはそのときにしっかり聞いておきましょう。

アイラインアートメイク施術後の注意点

アイラインアートメイク施術後、傷が塞がる前に触ったり、化粧をすると雑菌が入り、炎症などを起こす可能性があります。

Caution
目の周りは極力触らず、汚れなどがある場合には清潔な綿棒などを使って拭い去取りましょう。

また、色素の流出の原因になったり、洗顔料によって傷口にダメージをあたえる可能性もあるため、施術当日の洗顔はNGです。色が定着するまでの最低1週間は、施術箇所を水に濡らすのは避けるべきです。

その他にも、サウナ・激しい運動・プールなど、汗や水で施術箇所が濡れる可能性がある行動も控えましょう。基本的に、新陳代謝が上がる行動はNGです。

医師からも、注意事項として案内はありますので、不明な点がある場合はその場で問い合わせましょう。以下の表には、どのような行為がNGになるのか、簡単にまとめてみました。

シャワー施術当日からOK
※施術箇所には水がかからないよう注意
飲酒施術当日はNG
施術箇所の化粧施術後1週間程度はNG
施術箇所をさわる施術後1週間程度はNG
施術箇所の洗顔・
クレンジング
施術後1週間程度はNG
※施術箇所以外は翌日からOK
入浴
(湯船につかる)
施術後3日程度はNG
※施術箇所には水がかからないよう注意
激しい運動・
サウナ・海水浴・
プール・温泉
施術後2週間程度はNG
日焼け施術後2週間程度はNG
ピーリング作用
のある化粧品の使用
施術後1ヶ月はNG

【参考記事】はじめての方へ「アートメイクの経過」

アイラインアートメイクのデザイン症例

アイラインアートメイクのデザインは、次の4種類に分けられます。

アイラインアートメイクの種類

  • アイライン上
  • アイライン下
  • アイライン上下
  • 跳ね上げライン

眼球が傷つくリスクを避けるため、アイラインアートメイクで施術できるのは、基本的に「まつ毛とまつ毛の間」と「アウトライン」の2箇所に限られます。

まつ毛より内側のインラインへの施術はできないと考えてよいでしょう。

クリニックによっては、ラインの太さの調整や目尻部分(テール)を跳ね上げるようなデザインも可能です。現在では、すっぴんでも浮かないナチュラルなラインも支持を集めています。

なお、アートメイクギャラリーでは、アイライン+アイシャドウのようなアートメイクである「チャーミーアイライン」のデザインを提供しています。

チャーミーアイライン

画像出典:アートメイクギャラリー

素顔でもはっきりとした美しい目元にみせる効果が期待できます。

クリニックによって対応できるデザインは異なるので、カウンセリング時にどのようなデザインが可能か確認しましょう。

アイラインアートメイクのカラーバリエーションは?

アイラインアートメイクのカラーバリエーションは、クリニックにより異なります。黒のみのクリニックもあれば、茶色に対応している場合もあるので、症例写真やカウンセリング時に確認しましょう。

同じ黒でも、濃淡により色味の調整が可能な場合も多い傾向です。カラーが1色しかないクリニックでも、濃淡の調整で自分に似合う色味で施術してもらえる可能性もあるので、まずは担当者と相談し、納得できるカラー・濃淡を探しましょう。

アイラインアートメイクがおすすめな人の特徴

メイクの手間がいらない便利なアートメイクなのですが、アートメイクがおすすめな人はどのような人なのでしょうか。

メイクになるべく時間をかけたくない方

メイク自体は苦手でなくとも「毎日メイクをする手間がわずらわしい」という方にはおすすめです。

特に忙しい朝などは、アイラインのひと手間だけでも減るのは助かりますよね。もちろん、メイクに時間をかけたくない人にも向いています。

自分でアイメイクをするのが苦手な方

予想以上に難しいのが、目元のメイク。うまくメイクができなくて、アイラインを引くのを止めてしまった人もいるのではないでしょうか。

「アイメイクが苦手で失敗しがち…」という方には、日々失敗することがないアートメイクはおすすめです。

スポーツで汗をかくことが多い方

スポーツで汗をかく機会が多かったり、プールや温泉などの利用でメイク崩れが気になる方にも、アイラインアートメイクはおすすめです。

アートメイクは、どれだけ汗をかいても落ちたりにじんだりしないメイクのため、メイク直しの必要もありません。思う存分、スポーツやプールを楽しめます。

加齢によりアイラインが描きにくくなった方

年をとると、目元の皮膚が緩んだりまつ毛が抜けたりするため、アイラインが描きにくくなります。そんな方にもアイラインアートメイクは向いています。

「アートメイク=対象は若い人たち」というイメージがあるかもしれませんが、美しさをキープしたい人には、年齢を問わず誰にでもおすすめです。

花粉症な方

花粉が飛ぶシーズン、花粉症でアレルギー症状が出る人にもアートメイクはおすすめです。

特にアイラインは、目をこすったり涙を流したりすることでメイクが滲みがち。アートメイクであれば、定着後は水でもにじまないので、快適に過ごすことができます。

ただし、花粉症の症状が出る人は、花粉シーズン中の施術はやめた方がよいでしょう。

その理由は、アートメイクの施術後は施術箇所の傷口が塞がるまで、触れたり水に濡らしたりするのは厳禁だからです。

アレルギー症状で目をこすったり涙が出たりすると、施術箇所に雑菌が入ったり色抜けの原因になるため、注意が必要です。

アイラインアートメイクの失敗例とその対処法

次にアイラインアートメイクで起こりうる失敗例やリスク、その対処法について解説します。

思い通りのアイラインデザインにならなかった

まずアイラインアートメイクの失敗例として挙げられるのは、施術後のデザインが思い通りにならないケース。

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失敗しないためにも信頼のおける施術者に依頼し、カウンセリングからデザインのタイミングで施術者と話し合い、しっかりと下書きをしてもらうことが大切です。

また、例え目尻にアイラインを長く引いたとしても、加齢で目尻が垂れ下がっていくことで、逆に老けて見えてしまうといったケースもあります。さらに、メイクはトレンドの移り変わりも早いものですので、流行に乗って極端なデザインにするのも避けた方が無難。

一度施術を受けたら、その状態が1〜3年続くということを考慮してデザインを決めるようにしましょう。

施術部位に腫れや傷跡が残った

クリニックでは、医師の指導の下で、施術者が部位の状態を確認しながら慎重にアートメイクを行います。しかし、施術者の技術が不足していたり、アフターケアが不十分だったりすると、施術部位の化膿や傷跡が残る可能性もゼロではありません。

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施術後は医師の説明を受け、アフターケアをきちんとすることが大切です。

施術部位の腫れが続いたり、痛みを感じた場合には、すぐに医師に相談するようにしましょう。

アイラインアートメイク施術の後遺症が出るケースも

施術者の腕が未熟だったり、処置が適切でなかったりする場合、後遺症が残ってしまうケースもないとは言い切れません。ここからは実際にどのようなものがあるのか、後遺症について確認していきましょう。

1. 角膜損傷や内出血する

まぶたは眼球に近い部位なので、アイラインアートメイク施術の際に角膜に傷をつけてしまったり、内出血させてしまったりという失敗例があります。

2. ドライアイになる

アイラインのアートメイクの施術は、インライン(粘膜のライン)にする方法もあります。ここには、涙の蒸発を抑える皮脂を分泌する「マイボーム腺」があります。

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施術でマイボーム腺に傷がつくことで、炎症が起きたり、マイボーム腺の働きが阻害されたりして、ドライアイになりやすくなります。

こうした後遺症を避けるためにも、医療技術があるクリニック選びが大切です。また、何かトラブルがあったときのためにも、即座に適切な処置ができる医師が常駐している医療機関で施術を受けるようにしましょう。

アイラインアートメイクができない2つのケース

目元の施術(まぶたの整形・まつ毛のエクステなど)をしたばかりな方

整形後はその箇所が腫れていたり、傷が塞がっていなかったりなどの理由で、アートメイクの施術ができないことがあります。

Caution
まぶたの整形など目元を切開するような手術をした人は、施術後3ヶ月は期間を空ける必要があります。

もし施術を受けているのなら、事前のカウンセリングできちんと医師に伝えましょう。

目の疾患がある方

ものもらいやニキビなど、施術部位に疾患がある方もアイラインアートメイクはできません。アートメイクは、皮膚に細かな傷をつけてそこに色素を入れる行為です。

皮膚そのものにすでに傷がある場合、色素が沈着しない・傷が悪化するなどの可能性があります。

施術の希望部位に疾患がある場合には、まずは医師と相談し、施術できるのかを確認しましょう。基本的には、施術部位の炎症や赤み、傷を治してから施術を行うことが多いようです。

重度の疾患の場合には、施術を受けられないケースもあります。

アートメイクに関するアンケート調査

ここまで、アイラインアートメイクに関して詳しく解説してきました。しかし、アートメイクについて実際に体験した人の意見を聞きたい、という方も多いでしょう。

そこで、今回グロウナビ運営チームにて、アートメイクに関する独自調査を行いました。あなたが持つお悩みと照らし合わせて、参考にしてみてください。

調査内容

  • どれくらいの期間デザインを保つことができましたか?
  • ダウンタイムの期間はどれくらいでしたか?
  • アートメイクのメリットは何ですか?(複数可)
  • クリニックを選ぶ基準・指標は何ですか?(複数可)
  • アートメイクの施術をする上で何を1番リサーチしましたか?

Q1:どれくらいの期間デザインを保つことができましたか?

どれくらいの期間デザインを保つことができましたか?
回答割合
〜1年程度30.4%
〜2年程度29.4%
〜3年程度16.8%
それ以上11.2%
まだ
わからない
12.1%

約6割の方が~2年程度デザインを保つことができたと回答しました。アートメイクでは皮膚の表皮層(深さ0.04〜0.2mm程度)というごく浅いところに色素を入れるため、須年かけて徐々に色素が抜けていきます。

せっかく入れたアイラインが消えてしまう、というとデメリットのように感じてしまいますが、流行や好みの変化でアイラインのデザインを変えたくなる可能性もあります。

「2年程度で消える」というのは、見方を変えればメリットでもあるということができるでしょう。

Q2:ダウンタイムの期間はどれくらいでしたか?

ダウンタイムの期間はどれくらいでしたか?
回答割合
1日〜3日程度32.7%
4日〜1週間未満45.3%
1週間〜10日未満14.5%
10日〜2週間未満4.2%
2週間以上3.3%

7割以上が、一週間未満のダウンタイムを経験したと回答しましたです。一般的に言われている「アートメイクのダウンタイムは一週間」というのは正しいようです。

また、最も腫れが出やすいのは、施術翌日の朝といわれています。腫れが気になる方は、週末や連休前に施術を受けると、ダウンタイムを過ごしやすいでしょう。

施術後から2週間程度は、運動やサウナなど代謝が上がるような行為はアートメイクの仕上がりが悪くなる可能性があるため避けましょう。

Q3:アートメイクのメリットは何ですか?(複数可)

アートメイクのメリットは何ですか?(複数可)
回答割合
メイク時間を短縮できる72.4%
メイクが苦手28.0%
メイクが崩れなくなる35.0%
ノーメイクで出歩ける36.0%
形や色を理想の状態にできる18.7%
その他0.5%

アンケート回答から「メイク時間を短縮できる」という点に最も多くの人がメリットを感じていることが分かりました。朝は時間がないことが多い一方で、ノーメイクで仕事や学校に向かうと気分が上がらないことが多いですよね。

特に、アイラインは有無によって印象が大きく変わるにも関わらず、描くのに手間がかかります。そのため、アイラインのアートメイクをすることで朝のメイク時間を大幅に短縮できるでしょう。

好みのデザインのアートメイクをすれば、アイラインを描くのに失敗することもなくなります。時短でメイクのクオリティも保てるなんて一石二鳥ですね。

Q4:クリニックを選ぶ基準・指標は何ですか?(複数可)

クリニックを選ぶ基準・指標は何ですか?(複数可)
回答割合
料金の安さ・明瞭さ46.3%
口コミの評判62.1%
アクセスの良さ28.5%
アーティストの腕45.3%
やりたいデザインがあるか18.2%
カウンセリングでの雰囲気9.3%
その他0.5%
特になし1.9%

「料金の安さ・明瞭さ」「口コミの評判」「アーティストの腕」を基準にクリニックを選ぶ人が多いという結果になりました。

料金やアーティストの腕などは総合して患者の満足度として口コミに表れるため、口コミの評判を重視する人が多いのは納得できます。

上表の項目に加えて、医療従事者がいるか、HPで豊富な症例を見ることができるか、という点にも注目するとクリニックを選びやすいでしょう。

Q5:アートメイクの施術をする上で何を1番リサーチしましたか?

アートメイクの施術をする上で何を1番リサーチしましたか?
回答割合
各クリニックの料金37.9%
デザイン24.3%
施術方法(2D/3D/4D)13.6%
ダウンタイムの症状・期間7.5%
クリニックの実績8.9%
その他0.5%
特に調べていない7.5%

アンケートから40%近くの人が「クリニックの料金」を最もリサーチしていたことが分かりました。できる限り安く施術してもらいたい、という場合もあると思いますが、あまりにも相場より安い場合には注意が必要です。

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アイラインの相場価格はおよそ70,000円です。

安すぎる場合にはスタッフの技術が未熟であったり、トレンドに対応していなかったりする可能性があります。料金だけでなく、技術面や安全性にも注意してクリニックを選びましょう。

一度施術が完了してしまうと、数年は消えないため、納得できるクリニック選びが重要です。

アートメイクに関するアンケート調査の概要

調査目的アートメイクに関するアンケート
調査対象者数214
調査方法インターネットリサーチ
調査実施会社GMOリサーチにて自主調査
調査実施期間2023年5月

アイラインアートメイクに関するよくある質問

アイラインアートメイクは何回通う必要がある?

基本的にはアートメイクは1度きりで完了はせず、2〜3回程度行われることが多いです。1回で完了してしまうと、患者の理想からかけ離れていたとき修正が効きづらくなるからです。そのため、回数を重ねて完成に近づけていきます。

アイラインアートメイクを除去する方法は?

アートメイクは、1〜3年で薄くなるとは言われていますが、完全に消えるとは限りません。もし、施術後に除去したい場合には、レーザーや除去液、切除手術などで色素の沈着を除去する手段があります。

施術前にや施術後にまつ毛エクステはできる?していても平気?

まつ毛のエクステをしたままではアイラインのアートメイクの施術はできないので、まつ毛エクステを外す必要があります。アートメイク後にまつ毛エクステをする際には、2週間程度間を空けて行うようにしましょう。

二重整形後でもアイラインアートメイクはできる?

まぶたの整形など、目元の切開系の手術をした人は、3ヶ月は期間を空ける必要があります。アートメイクの施術後の整形についても、3ヶ月は様子を見るべきです。

アイラインアートメイク施術後にコンタクトは入れても大丈夫?

コンタクトレンズは、施術後3日間は装着を控えてください。普段からコンタクトレンズを利用している人は、すでに、眼球へ小さな傷があります。そのため施術後は、まぶたの上から圧力がかかる可能性があり、小さな傷へ影響を与える可能性があるのです。

アイラインアートメイク施術後にMRI検査は受けられる?

基本的にはアートメイクをしていても、MRI検査を受けることは可能です。とはいえ色素によって入っている成分が異なるため、すべての色素に一様に問題がないとも限りません。MRI検査を受ける際には、念のため事前に各医療機関に確認をしましょう。

アイラインのアートメイクはどれぐらい痛い?

アイラインのアートメイクの痛みは他の部位のと違って皮膚が薄いので、痛みを感じやすいでしょう。痛みは感覚はチクチクとしたような痛みで、痛みの強さは人にもよりますが毛を抜いたときのような痛みといわれいます。そのため、痛みに敏感な人は麻酔利用できるかクリニックかどうかを確認するようにしましょう。

アイラインアートメイクはフォロー体制の整ったクリニックへ

アートメイクはどのようなものなのか、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人などについて解説してきました。

カウンセリングやアフターフォローが万全のクリニックを探し、納得したうえで施術を受けることが大切です。

改めて、アートメイクに関する重要なポイントを以下にまとめました。

  • アートメイクをしておけば、朝の忙しい時間においてメイク時間を短縮できる
  • 目の疾患や傷などがあるときには、医師と相談する
  • 施術後に違和感がある場合には、早めにクリニックに連絡をし、どのようにすれば良いのか、対処方法を確認しておく
  • クリニックのサービスや技術面もよく確認することが必要
  • 除去をするのは手間やお金もかかるので最終手段と考える

アートメイクが可能なクリニックはいくつかありますが、デザイン面でも安全面でも、カウンセリングが1番重要だと言えます。

まずは気軽にカウンセリングで医師に相談し、自分が安心できるクリニックを選んでいきましょう。

この記事監修者
経歴・プロフィール

東京医科大学卒業(2004年)東京医科大学卒業後、麻酔科学講座入局。麻酔科退局後、 都内皮膚科・美容皮膚科院長として勤務。平成24年より医療法人容紘会高梨医院 皮膚科・ 美容皮膚科を開設。

吉岡容子
この記事の執筆者
プロフィール

元エステ店長の経験を活かし、美容ジャンルで執筆・ディレクションを担当。悩みに寄り添った、わかりやすい情報を発信中。

制作チーム

【参考文献】
アメリカ食品医薬局(FDA)
科学研究費費助成事業研究報告書「MRI検査が刺青・アートメイクに及ぼす影響

厚生労働省「○医師免許を有しない者によるいわゆるアートメイクの取扱いについて
厚生労働省「確認してください!美容医療を受ける前にもう一度
政府広報オンライン「美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント
消費者庁「美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について
PhiBrows Japan

・本記事は、紹介している商品やサービスについて、効果効能や安全性その他のいかなる事項をも保証するものではなく、医学的な助言を提供するものでもありません。ご自身の体調などの点でご懸念の事項がある場合には、必ず医師の診断を受けていただきますようお願いいたします。
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・施術の痛みやダウンタイムなどに関する記載は一例であり、個々人により差異があります。
・記事の内容は執筆時または更新時のものであり、紹介している商品やサービスの内容に変更が加えられていることがあります。
・医療機関などの実施している保証制度や補助制度には適用条件があります。

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