
二重整形のダウンタイムはどれくらい?埋没・切開別の経過と過ごし方を解説
二重切開・埋没どちらも術後は腫れや赤み、内出血など目にみえる症状が出やすいです。
施術を受けるなら仕事やプライベートにも関わってくるので、ダウンタイムの期間や症状の程度は前もって把握しておきましょう。
本記事では、二重治療後のダウンタイムの経過や症状について解説します。

二重整形ならTCB東京中央美容外科 |
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Contents
二重整形【切開法】【埋没法】の施術方法
二重治療は「埋没法」と「切開法」の2種類です。ダウンタイムの期間や症状の程度は、どちらの治療法を選択するかで変わってきます。
それぞれの治療の特徴を知っておくことで、二重治療のダウンタイムの理解が深まるでしょう。

埋没法 | 切開法 | |
---|---|---|
施術方法 | 切開はせず、 糸で留めて二重ラインを作る | 切開をして脂肪や皮膚を取り除き、 縫い合わせて二重ラインを作る |
施術時間 | 15分程度 | 40分程度 |
ダウンタイムの期間 | 3日間〜1週間ほど | 2週間〜3週間ほど |
二重完成まで の期間 | 1〜3ヶ月 | 2〜4ヶ月 |
向いている人 | ダウンタイムの期間や症状を少なくしたい人 やり直しを視野に入れたい人 | まぶたの脂肪が厚い人 まぶたの皮膚がたるんでいる人 半永久型の二重ラインを作りたい人 |
埋没法は、医療用の針と糸で留めるだけなので、傷が残りにくくダウンタイムは短めです。しかし、糸が取れてしまったらまた施術を受けなくてはなりません。
一方で、切開法はメスを使った施術なので、埋没法よりダウンタイムが長めです。その代わりに、細かくデザインが決められたり半永久的な二重を作れたりするメリットがあります。
二重切開・埋没のダウンタイム期間と症状
二重切開と埋没、2種類の施術方法によってダウンタイムの期間や症状は少し異なってきます。目への負担にも関わる重要な側面です。
グロウナビが二重整形手術を行った200人の方を対象にダウンタイム期間についてアンケートを行ったところ、以下のような結果になりました。

ダウンタイム期間について「2週間程度」と回答した方が最も多くいました。
埋没法と切開法のダウンタイム期間や症状は異なります。ここからはそれぞれのダウンタイム期間と症状を詳しくみていきましょう。
埋没法のダウンタイム期間・症状
埋没法のダウンタイム期間は、3日〜1週間ほどです。起こりうるダウンタイム中の症状は次のようなものがあります。
- 腫れ
- むくみ
- 内出血
- ツッパリ感
- チクチクした痛み
- ゴロゴロとした違和感
腫れや内出血のピークは、術後2〜3日です。その後、徐々に症状が落ち着いてきて、1週間もすれば二重ラインがくっきりしてくるでしょう。

切開法のダウンタイム期間・症状
切開法のダウンタイム期間は2〜3週間ほど、起こりうるダウンタイム中の症状は主に次のとおりです。
- 腫れ
- 痛み
- 傷痕
- 内出血
切開法は、まぶたの皮膚や脂肪、筋肉組織などにメスを入れるため、大きな傷を作ることになります。そのため、治療後の腫れや痛みなどのダウンタイムは長引きやすいでしょう。
抜糸に1週間ほどかかり、それまでは腫れや痛み、内出血などの症状が出ます。抜糸後もダウンタイムは続きますが、1週間も経てば症状が落ち着いてくるでしょう。その頃から二重もくっきりしてくるはずです。

二重整形による腫れを早く引かせるコツ
二重治療による腫れを早く引かせるコツを紹介します。術後の過ごし方によってはダウンタイムを短縮できる可能性があるので、ぜひ参考にしてみてください。
まぶたを冷やす
二重治療後は、まぶたが炎症を起こしやすい状態です。アイシングすれば、炎症をおさせてダウンタイムを短くできるでしょう。
炎症のリスクが高い術後3日間ほどは、1日数回に分けて患部(まぶた)を冷やすようにします。長時間冷やすと低温火傷や凍傷の原因になるので、1回のアイシングは1〜2分くらいにしましょう。

患部に触れない
患部が気になったり、かゆみや痛みを伴ったとしても触れてはいけません。傷口が開く、傷口から細菌が入って炎症を起こすなどして、状態が悪化してしまうケースがあります。
洗顔可能な時期は傷口の状態やクリニックの方針によって異なるので、担当医に確認してみましょう。

入浴は避ける
やってはいけないこととして、手術当日の入浴は避けましょう。入浴すると血行がよくなり、腫れが長引く原因になります。シャワーを浴びる際も、血行がよくなりすぎない程度の温度(ぬるめ)に設定しましょう。
血行良好による症状悪化を防ぐためには、埋没法は術後3日ほど、切開法は1〜2週間ほどは入浴を我慢して、シャワーのみで済ませるのがおすすめです。
内服薬を飲む
二重整形の術後、内服薬がクリニックより処方されます。
内服薬には、痛みを抑える以外に術後の炎症による腫れを落ち着かせる効果があります。
そのほか、抗生剤が処方された場合、傷口からの感染を防ぐことで合併症を避け、治癒をスムーズに進めます。

二重整形によるダウンタイムの注意点と対策
二重治療によるダウンタイム中にしないほうがよいことと対策を解説します。ダウンタイムを長引かせるNG行為を避けて、できるだけ早く症状を治しましょう。
飲酒・辛い食べ物を食べる
飲酒・辛い食べ物、運動には血管を拡張させ血行がよくなる作用があります。血行がよくなると腫れや内出血などがおさまりにくくなるので、ダウンタイムが長引く可能性があるでしょう。
そのため、ダウンタイム中は辛い食べ物やアルコールを控え、運動は散歩やストレッチなどの軽い運動を楽しむのがおすすめです。

顔がむくむ行為
顔のむくみは、腫れや内出血などの治りが遅くなる原因の1つです。そのため、次のような顔がむくむ行為を避ければ、ダウンタイムを短縮させられるでしょう。
- 寝過ぎ
- うつ伏せの姿勢
- 水分の取りすぎ
- 塩分の摂りすぎ
「早く傷を治すために、たっぷり寝るべきでは?」と考える人もいるかもしれません。しかし、長時間睡眠は顔がむくむ原因となり、かえって症状を悪化させてしまうので、適度な睡眠を心がけましょう。
また、寝るときの姿勢はうつ伏せではなく、仰向けで寝ましょう。うつ伏せは重力の影響を受けて、水分が顔に集まりむくみを引き起こします。

水分・塩分を摂り過ぎも、まぶたがむくむ原因になります。ダウンタイム中は水分を少しずつこまめにとり、塩分を控えた食事を心がけましょう。
なお、むくみ対策には、カリウムが豊富な食材がおすすめです。カリウムには体内で余分な水分や塩分を尿や汗として、体の外に出すはたらきがあります。

紫外線対策を怠る
術後は、患部のまぶたがデリケートな状態で刺激に敏感です。紫外線によって炎症が起きやすい状態なので、術後は紫外線対策をしっかりおこないましょう。
- 帽子をかぶる
- 日焼け止めを塗る
- サングラスや紫外線カットのメガネを装着する
上のような対策をするだけで、紫外線の影響を減らせます。あまりにも紫外線が強い日は、外出を控えて自宅で過ごすのも対策のひとつです。
二重整形のクリニックを選ぶポイント
切開法は特にそうですが、二重治療は高度な技術を要する施術で、失敗のリスクや事故の可能性も否定できません。実際に二重整形をするにあたって、どのようにしてクリニックを選ぶと良いのでしょうか。
料金だけで選ばない
埋没法でも切開法でも、施術費用の相場からかけ離れた安さを売りにしているクリニックは選ばない方が良いでしょう。
クリニック側も、整形手術を行うにあたってそれなりの費用がかかるはずです。安すぎるクリニックは設備や医師の技術へあまり投資していない可能性があり、失敗のリスクも高くなります。

症例写真を見て選ぶ
信頼度の高い医師は、症例写真を公開しています。自分の希望する仕上がりと近い症例があるかどうか探してみましょう。
クリニックによってはダウンタイムの症状や経過についても掲載していて、不安を取り除いたり、施術後のイメージを膨らませやすくなります。
クリニック単位で施術方法は異なりますが、医師単位でも経験や技術力が異なります。クリニック単位だけでなく、医師単位で症例写真を見ておきましょう。
シミュレーションやカウンセリングで選ぶ
実際に施術を行う前に医師とのカウンセリングを行いますが、自分の希望をできる限り詳細に伝えるようにしましょう。
医師が要望を聞いて、患者のイメージと擦り合わせていきます。詳細な要望であれば矛盾点も修正しやすくなり、納得して整形を行えるでしょう。
その際の提案だけでなく、シミュレーションによって医師の技術の一部を体感することができます。シミュレーションでは二重術でどのように仕上がるのかイメージできます。

二重整形におすすめのクリニック3選
二重整形におすすめのクリニックを3つ紹介します。各クリニックの特徴や治療の設定料金を参考に、自分にあうクリニックを選んでみてください。
二重整形のダウンタイムに関するよくある質問
ダウンタイム中に別の美容施術をすることはできる?
基本的に施術直後に関しては、マツエク等の美容施術は控えるべきです。特に切開法の場合、傷口に接着剤が入ってしまうと非常に危険な状態になる場合があります。
1か月経っても二重幅が左右非対称な時はやり直しを視野に入れるべき?
体調や体質によって左右差が生まれることもあります。しかし、ダウンタイムによる症状が原因であるケースがほとんどです。どうしても心配という方は施術を受けたクリニックに相談してみてくださいね。
ダウンタイム中、ビューラーを使用しても大丈夫?
埋没法の場合、施術直後からビューラーを使用してもかまいません。ただし、術後翌日まではまぶたに触れないよう注意が必要です。針孔から細菌が侵入することによって起こる炎症を防ぐためです。ビューラーを使うときは、顎を上げ、まぶたを延ばすイメージで行うとまぶたを挟みにくくなります。
ダウンタイム中の症状が強く出やすいタイプの人の特徴は?
個人差はありますが、症状が強く出るタイプの人の特徴は、まぶたが厚い人、二重幅を広めに希望した人、かぶれやすい人、目を触る癖がある人です。体質によって症状が重くなる人もいる一方で、目をこすらないように意識的することで症状悪化を防げる人もいます。
ダウンタイム中は、仕事に行っても大丈夫?
仕事に行くことは可能です。施術自体は1日で終わるので、埋没法の場合は翌日から仕事に行けます。切開法の場合は、ダウンタイムが長いので、2~3日程度休むことが望ましいでしょう。ダウンタイムは個人差があるので、医師に相談しておくとよいでしょう。
まとめ
二重治療のダウンタイムは、治療方法によって異なります。
ダウンタイムは、まぶたに針を通す埋没法は3日間〜1週間ほど。メスを入れる切開法は2週間〜3週間ほどが目安です。
痛みや腫れなど、ダウンタイムの症状や程度も、治療方法によって変わってきます。
仕上がりだけではなくダウンタイムを加味しながら、どちらの治療法を選択すれば理想の二重が手に入るか考えるといいでしょう。

東京医科大学卒業(2004年)東京医科大学卒業後、麻酔科学講座入局。麻酔科退局後、 都内皮膚科・美容皮膚科院長として勤務。平成24年より医療法人容紘会高梨医院 皮膚科・ 美容皮膚科を開設。


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