
肝斑治療おすすめクリニック!レーザーの種類と効果
頬あたりに左右対称にできるシミのひとつ「肝斑」。
肝斑はレーザーで改善が期待できますが、機械によっては肝斑に不向きなものもあります。そのため、機械選びやクリニック選びを慎重するつ必要があります。
臨床試験では、低出力のQスイッチYAGレーザーを10回照射した結果、平均54%の改善効果が確認されています。
「肝斑によく効くレーザーはどれ?」
「肝斑治療が得意な美容皮膚科はある?」このような不安をお持ちの方に、
今回は、肝斑治療におすすめのクリニックをランキング形式で紹介!市販で買える薬や保険適用の有無などについても紹介するのでチェックしてみてください。
東京医科大学卒業(2004年)東京医科大学卒業後、麻酔科学講座入局。麻酔科退局後、 都内皮膚科・美容皮膚科院長として勤務。平成24年より医療法人容紘会高梨医院 皮膚科・ 美容皮膚科を開設。美容皮膚科領域で多数の治療に携わる。

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| TCB東京中央美容外科 | 品川スキンクリニック | 銀座よしえクリニック | |
|---|---|---|---|
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| おすすめ ポイント | ・初回限定!無料で施術OK! ・少ない回数で効果に期待 | ・肝斑に特化したレーザー機器! •炎症後の色素沈着リスクが低い | ・イオン導入とセットで鎮静効果あり! ・ダウンタイムなしで当日メイクOK |
| 1回料金 (税込) | 初回限定:0円!! (ピコレーザー) | 初回限定:5,190円 (レーザートーニング) | 初回:11,000円 (レーザートーニング+イオン導入) |
| 複数回料金 (税込) | 1回:9,800円 5回:49,400円 10回:91,660円 | 2回目以降:8,320円 3回コース:23,760円 6回コース:45,360円 | 2回以降:17,600円 |
| こんな人に おすすめ! | 初回料金を抑えたい人+ 肝斑以外にもシミくすみがある人 | 痛みに敏感な人+ 肝斑が広範囲で薄い人 | 敏感肌・肌が弱い人+ 肝斑・くすみや色むらが気になる人 |
| クリニック数 | 105院 | 39院 | 8院 |
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>>肝斑治療が安いクリニックランキング根拠
>>肝斑治療におすすめのクリニック一覧
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Contents
肝斑治療におすすめのクリニック10選
城本クリニックの口コミ•評判



町田マリアクリニック

おすすめポイント
- 低出力の高性能レーザー機器で
繊細な肝斑治療にも対応 - レーザートーニングで
毛穴・くすみ・肝斑など幅広く改善 - 肝斑改善に有効な美容成分導入で
メラニン生成を抑制できる - 術後はスタッフより美肌維持のための
アドバイスが受けられる
町田マリアクリニックでは、肝斑治療に特化した「レーザートーニング」とよばれる施術を採用しています。
肝斑は強いレーザー照射で悪化することもありますが、町田マリアクリニックで使用するレーザー機器「メドライトC6」は、低出力で均一に照射できるため、肌への負担を抑えながらメラニンを少しずつ除去。
従来のシミ取りレーザーでは難しかった繊細な肝斑治療にも対応できるうえ、低出力で光の熱さをほとんど感じないため痛みも少ないのが特徴です。
また、町田マリアクリニックでは針を使わず電気の力で有効成分を肌の奥まで届ける「アクシダーム」を導入。
シミや肝斑の改善に効果があるとされる「トラネキサム酸」や「ビタミンC」をしっかりと浸透させることで、メラニンの生成を抑え、肌の内側から肝斑にアプローチします。
従来行われてきた同様の施術である「イオン導入」の約10倍の効果が期待でき、レーザー治療との併用でより高い効果が期待できます。
さらに、施術後は在籍スタッフによる自宅ケアや再発予防のアドバイスなど、丁寧なサポート体制も整っています。

| 料金(税込) | 【レーザートーニング】 1回:22,000円 5回:99,000円 10回:187,000円 15回:264,000円 【アクシダーム】 1回:8,800円 5回:41,800円 10回:79,200円 15回:112,200円 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~19:00 ※完全予約制・水曜休診 |
| 無料カウンセリング | あり |
| クリニック数 | 1院 |
出典:町田マリアクリニック
町田マリアクリニックの口コミ•評判



銀座肌クリニック

おすすめポイント
- オーダーメイドのジェネシス治療で
パワーや角度を細かく調整し肝斑改善 - 美容成分を電気の力で肌に浸透させる
イオン導入も併用で効果◎ - 肌の新陳代謝を促すケミカルピーリングで
シミ・ニキビ跡・肝斑を除去! - 完全予約制・個室対応で安心
銀座肌クリニックは東銀座駅より徒歩3分の場所に位置するクリニックで、美容皮膚科として様々な肌悩みに対応しています。
肝斑治療にも力を入れており、「ジェネシス」と呼ばれるレーザー光機器を使用した、医師による一人ひとりの症状や悩みに合わせパワーや角度を調整するオーダーメイドの照射が魅力です。
また、肝斑治療に有効とされる「ケミカルピーリング」も実施。肌に安全性の高い薬剤を塗布して古い角質を穏やかに除去し、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を促進することで、肝斑の原因となるメラニンの排出をサポートします。
レーザー治療と比べるとより肌への負担が少ないだけでなく、肝斑だけでなくシミやニキビ跡などにも効果があるのが特徴です。
レーザー以外にも治療の選択肢が豊富なため、「肝斑の症状に合った最適なメニューを見つけたい」「異なる施術を組み合わせて試したい」という方におすすめです。

| 料金(税込) | 【ジェネシス】 全顔1回:33,000円~ 【ケミカルピーリング】 全顔1回:19,000~ 【イオン導入(ビタミンC・トラネキサム酸・グリシルグリシン】 薬剤1種:10,000円 美肌乾燥改善プラン(薬剤2種セット) :15,000円~ |
|---|---|
| 営業時間 | 月・木・金・土 11:00~13:30/14:30~20:00 水・日 10:00~13:30/14:30~19:00 ※完全予約制 ※火曜休診 |
| 無料カウンセリング | ー |
| クリニック数 | 1院 |
出典:銀座肌クリニック
銀座肌クリニックの口コミ•評判



赤坂メディカルMクリニック

おすすめポイント
- レーザートーニングで
肌への負担を抑えながら肝斑を改善 - 治療時間は約5分!
仕事の合間でも通いやすい◎ - 形成外科医の施術で効果を引き出す
- 大学病院と提携し高い技術力を保持
赤坂メディカルMクリニックは千代田線赤坂駅より徒歩2分の場所に位置する利便性の高いクリニックです。
赤坂メディカルMクリニックで導入している「レーザートーニング」による肝斑治療は、トップハット型と呼ばれるレーザーで均一にメラニン色素を照射するものです。
肌に過度な刺激を与えることなく効果的で確実な肝斑治療を行うことができるのが特徴です。
また、来院当日の施術にも対応しています。施術時間は5分程度で終了するため、仕事の合間などでも通いやすいでしょう。
所属の形成外科医が肌の色や肝斑の症状に合わせてパワーを調整しながら施術を行うため、痛みを最小限に抑えながら患部への的確な効果が期待できます。
さらに、赤坂メディカルMクリニックは、慶應義塾大学病院と提携し、大学病院の専門知識と民間クリニックのノウハウを融合した施術を行ってもらえるのも特徴の一つ。
「対応の早さ」と「施術の安全さ」の両立が魅力のクリニックです。

| 料金(税込) | 【レーザートーニング】 全顔:22,000円~ 肝斑部のみ:19,800円~ 【イオン導入】 全顔:11,000円~ |
|---|---|
| 営業時間 | 平日: 11時~19時 土・日・祝:10時~18時 ※年中無休(年末年始を除く) |
| 無料カウンセリング | ー |
| クリニック数 | 1院 |
赤坂メディカルMクリニックの口コミ•評判



【地域別】肝斑治療おすすめクリニックを紹介
| 北海道・東北 | |
|---|---|
| 関東 | |
| 北陸・甲信越 | |
| 東海 | |
| 関西 | |
| 中国・四国 | |
| 九州・沖縄 |
肝斑治療におすすめなクリニックの選び方
「肝斑」は通常のシミとの判別がつきにくく、最適な方法で治療しなければかえって悪化してしましまいます。
そのため、最適な治療方法を受けるためにもクリニック選びは重要です。ここでは肝斑治療におすすめなクリニックの選び方について詳しく解説します。
肌診断機器あるクリニックを選ぶのがおすすめ

肝斑治療を行うには肌診断機能を導入しているクリニックがおすすめです。
肝斑は通常のシミである老人色素斑やADM、そばかすなど皮膚科医でも見分けるのが困難とされているため、診断を誤るとかえって悪化するリスクもあります。
そのため、肌診断によって、肝斑なのか、肝斑がどこまで広がっているのかを画像解析することでより的確な施術を受けることができます。
肌診断機器の中でもVISIAやre-Beau2なら多角的な分析を行い、複数の角度から撮影できるので、肝斑を細かく見極めることができるでしょう。
医師の経歴や症例をチェック
肝斑は診断が難しいため、シミ治療に慣れている医師かどうかは大切なポイントです。
診断の目安は、以下から確認できます。
- 公式サイトに医師の経歴や得意分野が書かれている
- 肝斑の症例写真(Before/After)が掲載されている
- 医師やクリニックがSNS・コラムでシミ治療について発信している
- カウンセリングで「なぜこの治療が必要なのか」を説明してくれる
こうした情報を見ておくと、自分に合った治療提案をしてくれるかどうか判断しやすくなります。
アクセスが良く、継続して通いやすい場所か
肝斑治療は基本的に1回で完治することはありません。
低出力のレーザーを複数回当てたり、内服薬を定期的に飲むことによって徐々に薄くしていく方法が一般的です。
そのため、学校や職場、自宅から継続して通いやすいクリニックを選択することが大事です。
近くに通いやすいクリニックがない場合や、通うのがめんどくさいという方にはオンライン診療もおすすめ。
オンライン診療なら全国どこでも好きな場所からビデオ通話で受診できるので、通う負担を減らすことができます。
料金が相場と大きく離れていないか
肝斑治療は継続が前提のため、料金設定も確認しておきたいところです。
肝斑治療に効果的なレーザー治療とピコレーザーの費用相場は概ね次のとおりです。
| 治療の種類 | 費用相場 |
|---|---|
| レーザー治療 | 頬のみ:5,000円~25,000円/1回 顔全体:7,000円~30,000円/1回 |
| ピコレーザー | 15,000円〜50,000円/1回 |
上記をひとつの目安にしながら、総額でどれくらいかかるのかを確認しておくと安心です。

そもそも「肝斑(かんぱん)」とは?

肝斑とは、30〜50代の女性にできやすいシミの1種です。薄茶色の輪郭がはっきりしない斑点で、頬や目尻を中心に左右対称に広がります。
肝斑ができる原因は、今のところ明確になっていません。しかし、次のような時期に肝斑が出やすくなることから、女性ホルモンの分泌と関連があるといわれています。
肝斑ができやすくなる時期
- 更年期
- 月経不順
- 妊娠・出産
- 経口避妊薬を服用中
閉経すると肝斑が薄くなったり、発症自体が止まったりする症例もあるので、女性ホルモンの影響は大きいと考えられるでしょう。

肝斑とシミ(老人性色素斑)・そばかすの違い

一般的にシミといわれるのは「老人性色素斑」のことで、紫外線の浴びすぎが原因です。
メラニン色素が皮膚の浅い部分に蓄積することでシミになります。
そばかすは、頬や鼻の周囲などにポツポツと細かく現れる斑点です。
発症原因は遺伝的な要素が大きく、幼少期からそばかすがある人もいれば、紫外線や生活習慣の乱れがきっかけとなりできるケースもあります。
気をつけたいのが、シミ取りと肝斑の除去は根本的に治療が異なること。わからない時はシミと決めつけずに医師の判断を仰ぎましょう。

肝斑の治療法の種類と費用の相場を比較!
シミ取りレーザーには様々な種類があり、機械によって使用する用途も異なります。「肝斑に一番効くおすすめのレーザーや治療方法はどれ?」と疑問に思うでしょう。
そこでここでは肝斑治療に効く治療法の種類と費用相場について紹介します。
| レーザートーニング | ピコトーニング | 内服薬 | イオン導入 | |
|---|---|---|---|---|
| 効果 | メラニンを均一に破壊し、肝斑を徐々に薄くする | より細かいメラニン粒子まで破壊し、従来のレーザーより低刺激 | 内側からのアプローチでメラニン生成を抑制 | ビタミンCやトラネキサム酸を皮膚に浸透させ、色素沈着を改善 |
| 副作用・リスク | 炎症後色素沈着、赤み、一時的な色素沈着悪化の可能性 | ダウンタイムが少ないが、まれに赤みや炎症後色素沈着が発生 | 胃の不調、アレルギー反応の可能性 | 施術直後に赤みやほてりを感じることがある |
| 治療回数の目安 | 5〜10回程度 | 5〜10回程度 | 3か月以上の継続服用 | 5〜10回程度 |
| 顔全体1回の 費用相場(税込) | 7,000円~30,000円 | 6,800円~49,500円 | 5,500円 | 4,400円~10,000円 |
| メリット | 肝斑に特化した治療で、徐々に効果を実感できる | 従来のレーザーより痛みが少なく、肌に優しい | 日常的に服用でき、レーザーが適さない人にも有効 | 施術が簡単で、ダウンタイムがほぼない |
| デメリット | 炎症後色素沈着のリスクがあり、肝斑が悪化する可能性もある | 費用が比較的高く、定期的な施術が必要 | 即効性がなく、長期間の服用が必要 | 単体では劇的な効果は得にくく、他の治療との併用が推奨される |
≫表は横スクロールします。
レーザートーニング
レーザートーニングは、弱いレーザーを照射する治療法です。微弱なレーザーを複数回に分けてアプローチし、肝斑の原因となるメラニンを徐々に薄くしていきます。
レーザートーニングは通常のレーザーと比べて、痛みやダウンタイムが少ない傾向にあるため、痛みが苦手な方におすすめです。費用は、顔全体1回で7,000円~30,000円(税込)程度が相場となります。
参考:話題のレーザートーニング!値段の相場を部位別にご紹介|藤井クリニック
参考:シミ取りの料金相場はいくら?おすすめレーザーの種類や安く治療ができる皮膚科を徹底比較|ヘラスクリニック
参考:肝斑の治療 – 保険適用や費用を解説。レーザーの前に飲み薬を推奨|こばとも皮膚科
ピコトーニング
ピコトーニングは、ピコ秒で照射できるレーザー機器を使用した治療法です。照射時間の短い微弱なレーザーをメラニンへピンポイントに照射することで、少しずつ肝斑の改善を目指します。
ただし効果が実感できるまでには複数回の照射が必要となるぶん、コストも膨らみやすい傾向にあります。
費用としては、全顔1回で6,800円~49,500円(税込)ほどが目安です。
参考:ピコレーザーで肝斑撃退!美肌を取り戻す最新治療法とは?|AILE Clinic
内服薬
肝斑の治療には、内服薬を用いた治療法もあります。処方される薬はクリニックや症状によって異なりますが、肝斑でよく用いられる代表的な薬がトラネキサム酸です。トラネキサム酸にはメラニンの生成を抑止する効果があり、継続的に服用することで肝斑の改善に期待ができます。
ただし効果には個人差があり、必ずしも理想的な改善が見込めるとは限りません。また効果が実感できるまでには数カ月ほどかかり、継続的な服用が必要となります。
肝斑治療の内服薬は、5,500円(税込)ほどが相場です。
参考:トラネキサム酸|品川スキンクリニック
参考:美白内服セット|南草津皮フ科
参考:内服・外用薬・その他商品の費用・料金|SBC湘南美容クリニック
イオン導入
イオン導入は微弱な電流を利用して、薬品の有効成分を肌の奥まで送り届ける治療法です。内服薬や外用薬の場合、肌の深層部分に有効成分が届かず、十分な効果が得られないことがあります。
なお、イオン導入も肝斑の改善効果が実感できるまでには、複数回の治療が必要です。必要な治療回数は症状や用いる薬によって異なるため、カウンセリングで確認しましょう。
イオン導入の費用相場は、4,400円~10,000円(税込)ほどで、選択する薬剤によっても費用が変わります。
参考:イオン導入|東京ミッドタウン皮膚科形成外科
参考:肝斑治療にはビタミンCのイオン導入併用が最適な理由|船橋中央クリニック
参考:イオン導入|前田メディカルクリニック
悪化・失敗しない!肝斑レーザー治療の注意点とは?

肝斑にレーザーを当てたら悪化してしまうのでは…?そんな不安を抱いている方もいるのではないでしょうか?レーザー治療で失敗しないために、事前に注意しておくポイントを確認しましょう!
肝斑かそうでないのかをきちんと診断してもらう
肝斑の原因は紫外線だけではなく、ストレスやホルモンバランスの影響などさまざまなものが考えられます。通常のシミとは原因が異なる分、必要な治療も異なります。
一般的なシミ取りレーザー機を用いて肝斑に対して治療を行うと、メラノサイトを活性化させてしまい肝斑が悪化する恐れがあります。
そのため、取り除きたい部分は肝斑であるのか、そうでないかをまずは診断してもらうことが重要です。信頼できる医師の診断の上で治療方法を考えるようにしましょう。
医療従事者がカウンセリングや治療を担当しているか確認する
カウンセリングや治療を担当する者が資格のない場合には、判断を誤る可能性があります。治療後に症状が悪化してから気づいても、元に戻すのにはさらなる治療が必要です。
また、エステと比較して医療クリニックでは医療従事者が必ず常駐しているというメリットがあります。万が一異変があった場合にもすぐに診察などの対応をとることができます。

事前にダウンタイムや副反応についてチェックする
場合によってはレーザーを照射した後、一定期間赤みが出たり色素が濃くなったように感じることがあります。
治療後すぐに肝斑が消える!と考えていると、想像とのギャップに驚いてしまう可能性もあるでしょう。
また、各クリニックの公式サイトで見ることができる症例や経過中の写真をチェックしておくのもおすすめです。
肝斑レーザー治療の一般的な流れ

肝斑の流れ
- 予約
- 来院•カウンセリング
- 治療
- アフターケア
①予約
クリニックを決めたら、まずは予約を取りましょう。完全予約制のところも多いので、あらかじめ電話やWEBで予約しないと、後日予約し直さなくてはいけなくなるかもしれません。
②来院・カウンセリング
来院したらカウンセリングを受けます。実際に肌の状態を診察し、一人ひとりにあった治療方法を決めていきます。
肝斑と診断されレーザー治療やピコレーザーを希望した場合、機器の仕組みや効果の説明をしてもらえます。
③治療
カウンセチング後、すぐに施術できるケースもあります。まずはメイクを落とし、治療の準備が整ったら、肝斑がある箇所にレーザーを当てていきます。
メイクをしていない場合でも、顔の皮脂や汚れを落とすために洗顔して肌を清潔な状態にします

④アフターケア
照射後は顔が火照った状態なので、冷却します。施術が終わったらメイクをして帰れるケースが多いですが、なるべく当日はお肌を休ませたほうがよいでしょう。
肝斑治療後に気をつけるべきこと・自宅でのアフターケア方法
肝斑の治療は、治療中だけでなく治療後のケアも非常に重要です。適切なアフターケアを怠ると、再発や色素沈着の悪化を引き起こす可能性があります。以下のポイントをしっかり押さえ、治療効果を最大限に引き出しましょう。
アフターケアのポイント
- 紫外線対策を徹底する
- 刺激の少ないスキンケア・保湿を心がける
- 治療後も医師の指示に従う
1.紫外線対策を徹底する
肝斑治療後は肌のバリア機能が弱くなっているため、紫外線の影響を受けやすく、治療後に適切なケアをしないと再発する可能性があります。
外出時は紫外線対策をして、できるだけ日光を避けるようにしましょう。
ポイント
- 外出時は日焼け止めを使用する(夏以外も)
- 帽子や日傘を活用する
- 長時間の外出時はこまめに日焼け止めを塗り直す
2.刺激の少ないスキンケア・保湿を心がける
肝斑治療後の肌は敏感な状態のため、摩擦の影響も受けやすくなっています。例えば、洗顔時にゴシゴシと顔を擦るような行動は避けるようにしましょう。
また、治療後の肌は乾燥しやすいので、十分な保湿の必要です。洗顔後はすぐに化粧水や美容液、乳液などを塗布し、水分・油分をしっかりと肌に与えて保湿しましょう。
3.内服薬・外用薬でケアをする
肝斑治療後に「炎症後色素沈着」、いわゆる戻りシミが生じるケースがあります。
医師に相談し、ハイドロキノンクリームやトレチノインクリームなどの塗り薬やビタミンCやトラネキサム酸などの美容内服薬を処方してもらいましょう。美容内服薬としては、次の3種類が代表的です。
肝斑に効果的な主な美容内服薬
- トラネキサム酸:メラニンの合成を阻害する美白有効成分
- シナール:メラニンの合成を抑えコラーゲン生成を促すビタミンC(主成分)
- ユベラ:肌のターンオーバーを正常化するビタミンE(主成分)
出典:【医師監修】ピコトーニングをやめると戻るって本当?シミ肝斑が悪化する原因と対策-わたしの名医
出典:シミ取りレーザーを使ったあとの経過は?-こたろクリニック
出典:【医師監修】肝斑治療を徹底解説!皮膚科の保険適用やレーザーの効果について-東京美肌堂
肝斑治療アンケート調査
この記事では、肝斑治療を受けた方100名を対象にアンケート調査を実施しました。肝斑治療が気になっている方は参考にしてみてください。
Q1:肝斑はいつごろから出始めましたか?

回答結果
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 10代 | 1% |
| 20代 | 14% |
| 30代 | 56% |
| 40代 | 20% |
| 50代 | 7% |
| 60代 | 2% |
肝斑が出始めた年齢は「30代」が過半数でした。
老人性色素斑など他のシミと同様に、30代から肝斑が目立ち始める方が多いです。ただ治療は他の種類のシミと異なるため、注意が必要です。
Q2:肝斑治療にはどの施術を行いましたか?

回答結果
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 内服薬 | 38% |
| レーザートーニング | 25% |
| ピコレーザー | 21% |
| ピーリング | 12% |
| 外用薬 | 2% |
| その他 | 2% |
施術法で1番多かったのは、「内服薬」です。レーザー治療に抵抗がある方は、負担の少ない内服薬から始めるのもおすすめです。
現在では低出力のレーザートーニングが肝斑に効果的な治療法となっています。肝斑だけでなくシミやそばかすの除去にも効果があるとされています。
Q3:肝斑治療にこれまでどのくらいの費用がかかりましたか?

回答結果
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 10,000円未満 | 13% |
| 10,000円~15,000円 | 25% |
| 15,000円~20,000円 | 19% |
| 20,000円~30,000円 | 27% |
| 30,000円~50,000円 | 9% |
| 50,000円以上 | 7% |
料金は「20,000円~30,000円」、「10,000円~15,000円」、「15,000円~20,000円」が多くなっています。
内服薬は比較的安く、レーザー治療は施術部位(顔全体・頬のみなど)が広かったり、回数が多ければ高くなります。
クリニックごとに料金は異なるので、比較してみましょう。
Q4:肝斑をなくすためにこれまでどのくらい通いましたか?

回答結果
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 1回だけ | 12% |
| 2~3回 | 44% |
| 4~5回 | 33% |
| 6~9回 | 6% |
| 10回以上 | 5% |
通った回数は「2~3回」、「4~5回」が多かったです。
肝斑治療は他のシミと違い、治療に時間がかかります。レーザートーニングを行うのであれば、5~10回は照射が必要だと考えておいた方が良いでしょう。
Q5:肝斑治療をしてみた満足度を教えてください。

回答結果
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 大変満足 | 8% |
| やや満足 | 65% |
| 普通 | 16% |
| やや不満 | 7% |
| 不満 | 4% |
全体的には満足の回答が多かったですが、一部不満の声もありあました。
肝斑治療は他のシミ治療よりも厄介で、時間がかかります。それをしっかりと認識して、適切な施術を受けなければ治療が逆効果になることもあります。
治療を行う前に医師としっかり相談して、納得して治療できるようにしましょう。
アンケート概要
| 調査目的 | 肝斑に関するアンケート |
|---|---|
| 調査対象者数 | 100人 |
| 調査方法 | インターネットリサーチ |
| 調査実施会社 | クラウドワークス |
| 調査実施期間 | 2024年10月 |
| 詳細はこちら>>「肝斑治療に関するアンケート調査」 | |
肝斑のレーザー治療に関するよくある質問
レーザー治療に副作用はありますか?
はい。全員ではありませんが、かゆみ・肌の赤み・肌のヒリヒリ感・軽度のかさぶた・色素沈着・色素脱失・軽度の腫れ・水ぶくれといった副作用が起こるケースがあります。
レーザー治療すれば肝斑は消えますか?
「肝斑が絶対に消える」と断言はできません。また、治療で肝斑が消えたとしても再発する可能性もあります。とはいえ、レーザー治療は肝斑のために有効な治療法であると考えられています。
肝斑はレーザー治療を何回やれば消えますか?
クリニックの方針や個人の肌状態によって、治療回数は異なります。目安は5回〜10回ほどですが、クリニックでどれくらいの通院が適切なのか確認してみるといいでしょう。
肝斑に一番効くレーザーはなんですか?
肝斑治療に最も効くのはレーザートーニングです。レーザートーニングの最大の特徴は照射パワーが弱いため、お肌を刺激せずに除去できます。またシミや肝斑の原因である「メラノサイト」を活性化させることもありません。
肝斑は放って置くとどうなりますか?
肝斑ができる原因はストレスやホルモンバランスの乱れ、また紫外線や摩擦による刺激から生まれますが、ホルモンバランスが崩れやすい生理が終わると肝斑が改善されたり、残ったとしても薄くなったりする場合があります。
肝斑のレーザー治療で失敗することはありますか?
肝斑のレーザー治療で失敗した事例はあるようです。基本的に肝斑は肌の奥に隠れているため目視で確認できないことがあります。確認できない状態で誤った治療を行った結果、肝斑が発症してしまった事例があるので、施術前はきちんと「この肌に肝斑が隠れていないか」確認してもらうことが必須です。
レーザー治療を完了した後に肝斑が戻ることはありますか?
施術直後は肝斑が消えたように見えることもありますが、その後炎症後色素沈着が起こり再度元の肌状態に戻ります。しかし、施術回数を重ねることで段々と肝斑を除去されていきます。このとき、レーザー治療を一回で終わらせてしまうと肝斑が再発する恐れがあるため注意が必要です。
市販で変える肝斑に効くおすすめの薬はなんですか?
市販で購入できる肝斑に効く薬は「トラネキサム酸」です。トラネキサム酸は、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する効果があります。また、炎症を抑制する効果も含まれており、炎症後の色素沈着を抑えたり、口内炎などの炎症を抑える効果もあります。
肝斑治療は保険適用が可能ですか?
肝斑治療は美容を目的とした治療となるため、保険適用はではなく自由診療となります。その分費用も高い傾向にありますので、相場などをチェックしてみてください。
肝斑のレーザー治療はできる?まとめ
肝斑に特化したレーザー治療は、肌への負担が少ないうえにダウンタイムも少ないのが特徴です。美容治療の初心者でも安心して施術を受けられるでしょう。
しかし、肝斑はシミやそばかすと見間違えやすいです。自己判断でケアを間違うと状態が悪化してしまうので、専門家のカウンセリングを受けて適切な治療をしましょう。
クリニック選びの際は、本記事で紹介した選び方のポイントやおすすめのクリニックを参考に探してみてください。

・本記事は、紹介している商品やサービスについて、効果効能や安全性その他のいかなる事項をも保証するものではなく、医学的な助言を提供するものでもありません。ご自身の体調などの点でご懸念の事項がある場合には、必ず医師の診断を受けていただきますようお願いいたします。
・本記事は、紹介している商品やサービスなどを提供している企業様その他のいかなる組織や個人の意見を代表するものでもありません。
・本記事に記載されている費用やサービス内容などは一例であり、プランなどにより変更が生じることがあります。
・施術の痛みやダウンタイムなどに関する記載は一例であり、個々人により差異があります。
・記事の内容は執筆時または更新時のものであり、紹介している商品やサービスの内容に変更が加えられていることがあります。
・医療機関などの実施している保証制度や補助制度には適用条件があります。



















